フェルトでつくるパン、激ムズ。
- 2012/05/27
- 01:26
少し前から、紹介している、こちらのフェルトで作るパンの本。
ようやく着手しはじめたものの、すごい難しい……。
以下、amazonに投稿しようとしたレビューです。投稿しやめたのは、こっちのブログに書けばいいやと思ったから。
◇
こちらの「縫わずに作るフェルトのパンと焼き菓子」なんですが、写真、手順、説明文が豊富で、とてもわかりやすく、「ここまで説明があれば自分でもできそう!」と、思えます。
思えはするんですが……。
実際はじめてみたら、とにもかくにも難しくて難しくて。もちろんこれは私の器用さ・腕の話ですけどね。まだ、一番最初のバタールに挑戦中の身分でもあります。
軽量紙粘土を使って、まず原型となるパンを作るのですが、説明にある通りに「切り取る粘土の箇所に油性ペンでしるしを書いてそこを切り取る」とは、いきませんでした。油性ペンのペン先が粘土をひきずってしまって悲惨なことになるし、そもそも紙粘土にペンで線は描けないようで……。
仕方ないので、カッターで「こんなもんかな?」と思うところを直接切れ目をいれていき、ピンセットで余分となる紙粘土を取り除く、というやり方を取りました。
そのあと乾燥させ、ひび割れたところが出来てれば、紙粘土を足してひび割れを埋めて、そして更にきっちり乾燥させて、ようやくヤスリをかけて滑らかにします。
が、ひび割れを埋めて乾燥させてヤスリをかけてみたところ、後から重ねた分の紙粘土がはがれてしまい、元の木阿弥……!もう一度、粘土を重ねて原型に充分練り込んで、乾かしてヤスリをかけて、そしてようやくなんとか、原型の形となりました。時間かかった……!
しかし次に、もっとも大きな難関どころの一つがありました。「おゆまる」です
。
おゆまるは、棒状のスーパーボウルみたいな材質でできていて、80度以上のお湯につけることで柔らかくなり、いろんな形にできるので、その性質を利用していろいろなことができます。これを柔らかくし、先に作っておいた紙粘土のパン型にかぶせて冷やし、取り外すことで、ようやくパン作りの型として出来上がります。
しかし、80度以上で柔らかくなるので、取り扱っていてそりゃもう、熱チチチチ。手袋をしてそのうえにビニール手袋をすると熱くない、とあったのでその通りやってみましたが、ビニール手袋におゆまるがくっついてしまうので、扱いにくくて。
しかたないので、熱チチチと言いながら、割りばしと指を駆使してなんとかおゆまるを扱いました。
で、おゆまるを先に作ったパンの型にかぶせるのですが、これはもう言葉では尽くせないややこしさ。もしやここの段階こそが腕の見せどころなのではと思うほど。熱い、けれど早くしないと冷えて固まってしまう、と思って
一生懸命紙粘土のパン型にかぶせていきます。
簡単にはいきません、空気が入る、お湯につけて水けをふきとったらすぐに型としてかぶせていくので、水泡が入ってしまう、何より熱い……。
そして冷えて固まったのち、パン型からおゆまるを外そうとした……したんですが、はずれない。はずれないーーー!!!
どうやら、紙粘土のパン型の表面のガサガサがぴったりおゆまるとひっついてしまったらしく。
それでもなんとか取ってみたら、紙粘土の一部が破れはがれてしまいました。破れはがれるのは、たいがい後から付け足して再度乾燥させてヤスリをかけたところです。
うーん、表面がガサガサなのでおゆまるとくっついてしまうということは、一度紙粘土のパン型も、マニュキアのトップコートかニスでもぬってからおゆまるを重ねた方がいいんだろうか……?おゆまるにも紙粘土や粘土くずがついてしまい、おゆまるがダメになりやすい気がします。
と、いまのところ、やった段階はここまでです。初めてのパン作りなので、これから手順が慣れていければいいんですけど、テキパキとやれている自分が想像できない!!
これから暑くなっていくので、お湯にかかりっきりのおゆまるを使えるとも思えないし……。どうなるものか。でもバタールはなんとか完成させたいと思います。


![]() | 縫わずに作るフェルトのパンと焼き菓子 (ブティック・ムック―クラフト (no.766)) (2009/01) 藤田 文子、藤田 友紀 他 商品詳細を見る |
ようやく着手しはじめたものの、すごい難しい……。
以下、amazonに投稿しようとしたレビューです。投稿しやめたのは、こっちのブログに書けばいいやと思ったから。
◇
こちらの「縫わずに作るフェルトのパンと焼き菓子」なんですが、写真、手順、説明文が豊富で、とてもわかりやすく、「ここまで説明があれば自分でもできそう!」と、思えます。
思えはするんですが……。
実際はじめてみたら、とにもかくにも難しくて難しくて。もちろんこれは私の器用さ・腕の話ですけどね。まだ、一番最初のバタールに挑戦中の身分でもあります。
軽量紙粘土を使って、まず原型となるパンを作るのですが、説明にある通りに「切り取る粘土の箇所に油性ペンでしるしを書いてそこを切り取る」とは、いきませんでした。油性ペンのペン先が粘土をひきずってしまって悲惨なことになるし、そもそも紙粘土にペンで線は描けないようで……。
仕方ないので、カッターで「こんなもんかな?」と思うところを直接切れ目をいれていき、ピンセットで余分となる紙粘土を取り除く、というやり方を取りました。
そのあと乾燥させ、ひび割れたところが出来てれば、紙粘土を足してひび割れを埋めて、そして更にきっちり乾燥させて、ようやくヤスリをかけて滑らかにします。
が、ひび割れを埋めて乾燥させてヤスリをかけてみたところ、後から重ねた分の紙粘土がはがれてしまい、元の木阿弥……!もう一度、粘土を重ねて原型に充分練り込んで、乾かしてヤスリをかけて、そしてようやくなんとか、原型の形となりました。時間かかった……!
しかし次に、もっとも大きな難関どころの一つがありました。「おゆまる」です
。
おゆまるは、棒状のスーパーボウルみたいな材質でできていて、80度以上のお湯につけることで柔らかくなり、いろんな形にできるので、その性質を利用していろいろなことができます。これを柔らかくし、先に作っておいた紙粘土のパン型にかぶせて冷やし、取り外すことで、ようやくパン作りの型として出来上がります。
しかし、80度以上で柔らかくなるので、取り扱っていてそりゃもう、熱チチチチ。手袋をしてそのうえにビニール手袋をすると熱くない、とあったのでその通りやってみましたが、ビニール手袋におゆまるがくっついてしまうので、扱いにくくて。
しかたないので、熱チチチと言いながら、割りばしと指を駆使してなんとかおゆまるを扱いました。
で、おゆまるを先に作ったパンの型にかぶせるのですが、これはもう言葉では尽くせないややこしさ。もしやここの段階こそが腕の見せどころなのではと思うほど。熱い、けれど早くしないと冷えて固まってしまう、と思って
一生懸命紙粘土のパン型にかぶせていきます。
簡単にはいきません、空気が入る、お湯につけて水けをふきとったらすぐに型としてかぶせていくので、水泡が入ってしまう、何より熱い……。
そして冷えて固まったのち、パン型からおゆまるを外そうとした……したんですが、はずれない。はずれないーーー!!!
どうやら、紙粘土のパン型の表面のガサガサがぴったりおゆまるとひっついてしまったらしく。
それでもなんとか取ってみたら、紙粘土の一部が破れはがれてしまいました。破れはがれるのは、たいがい後から付け足して再度乾燥させてヤスリをかけたところです。
うーん、表面がガサガサなのでおゆまるとくっついてしまうということは、一度紙粘土のパン型も、マニュキアのトップコートかニスでもぬってからおゆまるを重ねた方がいいんだろうか……?おゆまるにも紙粘土や粘土くずがついてしまい、おゆまるがダメになりやすい気がします。
と、いまのところ、やった段階はここまでです。初めてのパン作りなので、これから手順が慣れていければいいんですけど、テキパキとやれている自分が想像できない!!
これから暑くなっていくので、お湯にかかりっきりのおゆまるを使えるとも思えないし……。どうなるものか。でもバタールはなんとか完成させたいと思います。




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